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原文出處: http://www.excite.co.jp/ism/concierge/rid_22960/pid_1.html

「豊島美術館」環境、アート、建築の融合：瀬戸内国際芸術祭

「豐島美術館」 環境、藝術、建築的融合：瀨戶內國際藝術祭

 10月17日、瀬戸内国際芸術祭2010が開催されている香川県の豊島（てしま）に「豊島美術館」が開館する。アーティスト 内藤礼氏と建築家 西沢立衛氏によるもので、豊島の唐櫃岡（からとおか）地区、瀬戸内海を近くに望む小高い丘の中腹に建設された。
在主辦瀨戶內國際藝術祭2010香川縣豐島上的「豐島美術館」，於 10月17日開幕。由藝術家內藤禮氏與建築家西澤立衛合作完成，坐落在豐島的唐櫃岡地區，美術館建造於可近距離眺望瀨戶內海的小山丘山腰上。

 美術館は水滴のような形の自由曲線による建築で、柱の無い40×60mの広大なコンクリート・シェル構造のワンルーム。高さも最大4.5mほどしかなく、一歩立ち入ると、水平方向の広がりを劇的に感じる。

美術館是由如同水滴狀的自由曲線所構成，沒有柱子，以40×60m大的混凝土薄殼構造建造而成。高度最高只有4.5m，一踏入館內就強烈感受到水平線的寬廣。

豊島美術館で鑑賞できる作品は1点のみ。建築と一体化した「母型」という作品だ。美術館の床に地下水が水滴や水たまりとなって、湧き出る泉のようにランダムに存在し、建物に空いた2ヵ所の大きな穴から風が吹き抜けると、水滴が床をコロコロと踊り、水たまりは形を変化させる。まるで水が自らの意思をもって動いているかのように見える。この空間でしか体験することができない、美しい現象なのだ。

在豐島美術館可觀賞的作品只有1件。是與建築成為一體化的作品「母型」。在美術館的地板上，地下水會形成水滴或積水，像湧出的泉水般隨機地存在，風自建築物上挖空的兩個大洞吹進來，水滴就會在地板上舞動著，積水的形狀也會跟著改變。就像水依照自己的意識在飛舞。只有在這樣的空間下才能體驗到這樣美麗的現象。

 光り輝く水は変化をし続けている。開口部からは光が差し込み、周囲の美しい自然の気配を感じる。通り抜ける風で揺れるリボンの動きをじっと見入る。

被陽光照耀的水持續產生變化。自開口處照射進入的光，讓人可感覺到周圍美麗的大自然，而隨風搖擺的緞帶也讓人看得入神。

 耳を澄ませば、上空を旋回する鳥の鳴き声が聞こえ、海の気配も感じる。美術館に足を踏み入れた者は、周囲の環境と建築と目の前に広がる現象の融合を体験するのだ。

豎起耳朵仔細聆聽的話，可聽見在上空盤旋的鳥鳴聲，也可以感覺到海的氣息。來到美術館的人，可以體驗到周邊環境、建築及眼前無限寬廣的景象融合在一起。

 豊島美術館の建物は、シェル構造として最も低いと考えられる4.5mで、躯体の厚さはわずか25cm。構造計算はコンピュータで計算され、鹿島建設の技術を駆使して建設された最先端の建築物だ。まず始めに土で形をつくり、モルタルで固めた上に鉄筋を組み、ミキサー車120台分のコンクリートを22時間かけて打った後に、6週間かけて土を取り除いてこの形状を実現したという。

豐島美術館的建築，在薄殼構造中高度最低的4.5m，軀殼的厚度也僅25cm。構造是以電腦來計算，使鹿島建設發揮其技術完成最先進的建築物。一開始，以泥土來造形，用灰泥使其固定後再組合鋼筋，120台的水泥車的量經過22小時攪拌後灌入，放置6週的時間，再將泥土去除，就形成了這樣的形狀。

 カフェ＆ショップも併設されている。カフェでは豊島産の米を使用した軽食（豊島棚田米おむすび￥600など）や、豊島産のフルーツを使用したドリンク（豊島レモネード￥500）等を販売している。豊島美術館は芸術祭期間中（10月31日まで）は休まず開館する。年内は、芸術祭作品鑑賞パスポートで追加料金なく鑑賞できる。

咖啡廳及店舖也一併設置。咖啡廳販售豐島產的米做成的輕食、豐島產的水果做成的飲料等。豐島美術館在藝術祭期間（到10月31日止）不休館。今年，若使用藝術祭作品鑑賞通行證，則不需追加額外費用則可觀賞。